バテンカイトス

バテンカイトス、クリアしたよ。久々に終らせるのが惜しい感じのゲームでした。ストーリーに唐突感があったりしたけども、それがなければファンタジーでないのでおっけー。予想外の展開とかもあったし満足満足。まー、やっぱ一番楽しい点は戦闘システムかな。簡単にいえばカードバトルで、基本攻撃(防御)力と属性攻撃(防御力)でダメージ値を計算。で、カードには数字がついていてその組み合わせ(コンボ)で倍率を計算するしくみ。1,1,1,1,1の順で出して5カード、1,2,3,4,5の順で出してストレートとか。ゲーム序盤は出せるカード枚数に限度があるので4カードぐらいなんだけども、最終的には9枚出せるので1,2,3,4,5,6,7,8,9の順で出して+255%なんて値になったりする。俺は3回しか成功しなかったけど。最初は戸惑うけども、慣れてくると数字を気にしながら属性も考慮に入れて出すなんてことも出来るようになる。あと、プライズが楽しかった。お釜+米+水+炭+ファイアでご飯のカードが手に入ってみたり。さらには、時間経過でカードが変わるってのも面白かった。米→日本酒→酢とか。麦→ビールとか。ビールといえば、ビール+日本酒+高級ワイン→ちゃんぽん(ラーメンの)ってのがよかった。思わず心の中で(そっちかよ!)ってツッコミ入れちまった。
まー、いいとこばかりでなく、悪いとこも。とりあえず戦闘が長い。終盤はともかく、序盤はカードもそろってないしなかなかさっくりと戦闘を終らせられない。攻撃系カードも入手しづらいし。次に、防御カードの必要性の低さ。カードの空きを埋めるのに使うって感じ。手札として選べる数に限りがあるので、防御カードが邪魔になって攻撃コンボを作れない。さらに敵からのダメージが、属性による割合が多いので有効な防御がしにくい。防御を捨てて攻撃コンボでなるべく早めに倒したほうがいい。ダメージを受けても、回復系カードを多めに入れればいいだけ。その回復系カードもプライズでいくらでも入手できる。結局、俺の最終的な手札割合は攻撃6:回復3:その他1になってたし。
あと、お金か。このゲーム、戦闘を終了しても自動的にお金を入手することはなくて、カメラカードを使って敵を写真に取る→売るという流れでお金を入手するのよ。でも、はっきりいってお金いらない。買うものないし。中盤ぐらいまでボスを撮って売ってれば問題なし。なにせ2、3回しか買い物しなかったし。さらには、写真とってから10分待つっていう謎の仕様もあったりして意味不明。多分ポラロイドだからなんだろうけどなぜそこだけこだわるのだろう。フィルムとかは無限なのに。まー、写真に載ってる説明書きを見て楽しむくらいしかないかなー。
あー、そうそう。結局あの綺麗なムービーは出てこなかったよ。ただのネタバレ綺麗ムービーだったみたい。